カルバートCULVERT
耐震・水密性に優れたゴムリングジョイント工法
DCJ ボックスカルバート
特長
● DCJ ボックスカルバートにはK 型とT 型の2タイプがあり、用途で使い分けができます。
● K 型可とう性継手付ボックスカルバートは、製品個々に可とう性を有し充分な水密性能を確保できます。また地盤条件が良い場合には、地震動による抜出し量や屈曲角が小さいため、耐震性能を発揮します。
● T 型耐震性継手付ボックスカルバートは、「下水道施設の耐震対策指針と解説」((社)日本下水道協会発行)で記述されているレベル2地震動に対応した耐震性能を有し、護岸の移動等に起因する側方流動による液状化地盤の永久ひずみや人工改変地の傾斜地盤の永久ひずみに対し、継手部差し込みを長くすることにより必要抜出し量を満足し、十分な水密性能が確保できます。
●製品個々の継手部で地盤変位を吸収させることにより、構造物に発生する応力の低減が図れ、各継手部に発生する抜出し量及び屈曲角を小さくすることができます。
●特殊ゴムリングは、軟質ゴムを基材とし外側を硬質ゴムで覆う2層構造とすることにより、追従性、圧縮復元性、耐摩耗性に優れ、地震動による抜出し時や屈曲後も高い水密性能(0.06MPa )を保持することができます。
●継手部を差し込むのみで高い水密性能を確保できるため、内目地工が省略でき施工性に優れています。
K 型 可とう性継手付ボックスカルバート継手構造・性能
T 型 耐震性継手付ボックスカルバート継手構造・性能
特殊ゴムリング【特長/物性】
●特殊ゴムリングは、特殊軟質ゴム(EPDM )を基材とし外側を硬質ゴム(EPDM )で覆う2層構造のため、直角コーナーにも追従し、圧縮復元性、耐摩耗性にも優れ、高い止水性を発揮します。
●軟質ゴムが主体なので挿入施工性も良好です。
〈断面形状は後付けタイプを示す。〉
硬質ゴム物性
軟質ゴム物性
DCJ ボックスカルバート標準サイズ